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腐妄想を垂れ流しにしているブログです。 腐女子向け、BLの意味がわからない方は リターンをおすすめします。
May / 13 Tue 14:05 ×
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August / 31 Mon 14:20 ×
Q 今日は何の日?
A 夏休み終わりの日です。
明日で夏休みが終わっちまうのか・・・。
エンドレスエイトしたかったです。せめてあと二回くらい。
さてさてっ、落ち込んでいるときにはBLだっ!!←
と、言うことで名夏かいてみました。
続きからどぞ。でもちょっと雰囲気がorz
えーと、キモいくらいきらめいてる名取さんと
やたら素直な夏目くんがイチャコラしてるだけの話。
『敵わないあの人。』

名取さんの家にきてから五時間。時刻はもう夕方になって、名取さんは妖しくおれに囁いた。
「夏目、明日の朝まで大丈夫かい?」
断れないって分かっている癖に聞く名取さんはずるいと思う。
おずおずと頷くと、名取さんは慣れた手付きで携帯のボタンを操り塔子さんに電話をかけた。
横で見ていると、本当にこの人は役者なんだと思い知らされる。
おれと話すときと変わって、一瞬で頼れる大人になってしまう。
「私の家に一晩泊まらせると連絡したよ。さぁ、ご飯でも食べに行こうか?」
差し出された手をとると夏場なのに冷たくてびく、と体が震えた。
「…、名取さん、冷たい…」
「そうかい?夏目が暖かいんだよ。夏目は子供だからね」
「・・・。」
少しでも暖まれば良い。握った手に力を込める。
「優しいね、夏目は。良い子にはご褒美だ。」
不意に抱き締められて、頬に熱が行く。
今自分は最高にみっともない顔をしているだろう。
「可愛い…、」
「ぁ…、…ぅ」
額にキスをされ、次は唇に深く。されるがままに受け入れてしまう自分が悔しい。
あと少し身長(とそれなりの体格)があれば少し位反抗できたのに。
あったとしてもできるかどうかは疑問だが。
「名取さん…」
「何だい、夏目?」
抱きついて、やっと目線が一緒になった名取さんの耳元に囁く。
…すき、です。たぶん、だれよりも。」
一瞬、瞬きして、名取さんが笑った。演技じゃない純粋な笑みで。
「なら私は愛してる、と言わなくちゃいけないな。
だってきっと君が私の事を好いてくれる以上に、私は君が好きなのだから。」
気恥ずかしい、と思うのと嬉しいのともうひとつ。
この人にはずっと敵わないだろうと言うことが、わかった。
(どうせもし背丈が等しくなったとしても、あの人はおれより大人のままだから。)
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